今の会社や仕事内容に満足していますか?
海外で働いていて思うのですが、香港とかは特に転職市場に流動性があり、若い人ほどちょっと待遇が良い会社が見つかると躊躇なく転職していってしまいます。
特に、今は中国本土の会社がどんどん香港に進出しているので、そのような会社が優秀な人材を結構いい待遇で根こそぎ採用していってしまっているという現状もあります。
そうでなくても、香港は「転職しながら給料やポジションを上げていく」という傾向が強い労働市場なんですね。
そうとは言っても、香港でも30歳を過ぎてくると相当優秀な人だったりしないと、今いる会社より良い待遇の会社には転職できなかったりするんですね。
日本でも比較的有利に転職ができる年齢として30歳が一つの節目となる、という傾向は結構強いと思います。
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20代は挑戦の時代、30代は人生の方向性を定める時

私個人としては、20代はとにかくいろんなことに挑戦して、自分がしたいと思うことを全力でしてもらいたい、と思っています。
自分が好きな方法で自分い視野や世界を広げた方がよいと思っています。
- 留学
- 世界一周旅行
- 資格
- 趣味や特技を磨く
でも、自分がしたいと思うことに自由に挑戦することと、自由だからといってだらだら過ごすことは180度異なります。
実際、貴重な20代という10年間をいかに過ごすかで、その後の30代、40代の人生が大きく変わってくると感じるからです。
私の場合は、
・大学在学中に1年間交換留学
・卒業後に「在外公館派遣員」で2年間赴任
・終了後、大学院留学
・その後海外で就職
と、日本の雇用制度を完全に外れ、海外色が強くなっています。
でも、もともと海外で働きたいと思っていたので、そのような仕事や生活を楽しんでいますし、後悔はありません。
ただ、40代に入り振り返ってみると、もっとできたのではないか、と思うことがたくさんあるんですよね。
- 読書 (もともと本を読むのは好きですが、もっと読みたい)
- 趣味 (海外旅行が趣味でもありますが、今更、ギターを始めています)
- 仕事 (もっと色々取り組めたのではないか、という思いもあります)
自分なりに取り組んでは来たけど、もっと頑張っていれば、と思うことは正直ありますね。
仕事をはじめ、何事にも「主体性」を持って取り組むことが大事

私の経験と反省も踏まえ、充実した20代を過ごすためにすごく大切だと思う点が一つあります。
それは、何に取り組むにしても、自分が主体者であるという気持ちを忘れてはいけない、ということです。
何事も、受け身で取り組んでいては、得られるものは本当に限られてしまいます。
例えば、
- 立場が平社員だったとしても、自分がこの部署の責任者だったらどうする、という思いで仕事に取り組む
- どうせ平社員なのだから、何を言っても無駄。言われたことだけやっていればいいと思って仕事をする
上記2つの姿勢では、全く成長度が違ってきます。
①のように、主体的に仕事に取り組んでいれば、短い期間であっても、たくさんのことを学ぶことができ、同期や同僚にも大きな差をつけることができます。
「仕事ができる」人間になれるんですね。
また、そうやって取り組んでいる姿は見る人は見ていますので、そこから昇進や、よりより会社に転職もできるチャンスも十分にあります。
だから、最初に働いた会社が自分の思うような会社や待遇ではなかったとしても、そこで主体的に仕事に取り組んでいれば、その仕事のよいところを見つけることができますし、転職することにしたとしても自分をアピールすることができます。
私たちが1年間で仕事に使う時間は3分の2。
だったら、いつもネガティブな気持ちで仕事に取り組むのではなく、ぜひ主体的に取り組んでいくことをお勧めします。
仕事が楽しくなりますから。
仕事が楽しくなれば、人生楽しくなります。