資産運用

株式市場急落!つみたてNISAもマイナス(含み損)!やっぱりやらないほうがよかった?!

海外在住が長いのに日本の2級FP技能士資格を持っていて、資産運用にもちょっと携わっているトニー(@enjoyhklife)です。

2020年2月末、株式市場が大きく下落しました。

大きな要因となっているのは、新型コロナウイルス(COVID19)の蔓延。中国本土で猛威を振るっていた新型コロナウイルスは徐々に世界中に広がりつつある現象です。

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トニー
トニー
もう、どんだけ~、っていう下げでしたよね。
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Contents

つみたてNISAや株式投資で含み損(マイナスリターン)を抱えてしまったかもしれない今回の相場の下落

これまで大きく上昇してきたアメリカの主要株価指数も過去10日間で軒並み10%以上下落しています。

株価指数 過去10日間の下落率
米ダウ指数 -13.4%
米S&P500指数 -12.7%
米ナスダック指数 -12.7%
日経225指数 -9.6%
香港ハンセン指数 -5.5%

以下のチャートは、過去1年間のアメリカの株価指数の動きです。下げの大きさがよくわかります。

まさに、株式投資をしていた多くの人にとって大きな影響を与えた10日間であり、新型コロナウイルス影響は中国本土から世界各国に広がり始めたばかり。

これで下げ止まったかを判断するのも難しい状況です。

2018年あたりから、年金2000万円不足問題や副業ブーム、NISAやiDeCoなど投資優遇制度の充実で、ここ1~2年間で投資を始めた方にとっては運用リターンがマイナスとなってしまった人も少なくないのではないでしょうか。

では、「やっぱり株式投資なんてギャンブルと同じだ、やらなければよかった」となってしまうのでしょうか。

トニー
トニー
いや、そうですよ。せっかく始めたのにさっそくマイナスになっちゃうんですから。

つみたてNISAは長期投資、今こそ資産を増やすチャンス

私も自分での積み立てや株式売買をしているのでわかるのですが、マイナスになると気分的に落ち着かなくなります。

長期投資をしているのだから短期的な下落なんて気にしないよ、と口では言っても、これだけの下落を目にして冷静でいられる人も多くはないでしょう。

でも、皆さんはつみたてNISAを何年続けるつもりで始めていますか。

つみたてNISAは2018年1月に始まった制度で、つみたてを最長20年続けることができる長期間の非課税積立制度です。

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多くの人にとって積立は始まったばかりで、まさにこれからという状況。

だったら、今こうやって相場が下げて安くなっているときに始められるって、かえってお得なんじゃありませんか?

これは長期積立投資の効果として有名な「ドルコスト平均法」で説明されている通り。

月々決まった金額で、安いときにたくさん買い、高くなったら少なめに購入。だったら安くなった今はたくさん買えるチャンスなんですよね。

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そう、今の状況は実は積立初期の投資家にとってはこれ以上ないお得な状況ともいえるわけです。

トニー
トニー
なるほど!下げるだけ下がったら、あとは上がるのを待つだけですもんね!




今、積立をやめたら後悔する!相場が下げているときに投資を始る人が資産を増やせる人

運用・投資というと多くの人が株価や相場が上がっているときに始めたがります。

周りで儲けている人を見て、私も!と思って始める人が本当に多いのです。

しかし、そのような、今まで株式投資とか運用とか考えたこと思ない人が急に投資を始める状況って、相場的にはもう天井に近いことが多いのです。

そして、その後の大きな下落で損失を抱えてしまい、保有している株式が塩漬けになってしまう、という状況を、私も身近に見てきました。

本当は、こうやって株式市場が大きく下げているときに、運用や投資を始めることができる人が、資産を増やせる人なんですよね。

確かに、「ダウ指数が2008年のリーマンショック以来の下げ幅となりました」みたいなニュースを見ると、今から株式投資をやろうと思えない気持ちはよくわかります。

でも、2008年のリーマンショックからアメリカ市場が現在までどのように動いてきたかを見てください。

今回これだけの下げを含めたとしてもまだリーマンショック後の相場の底であった2009年3月から333%も上昇していているのです。

もちろん、アメリカ市場が今後も同じような上昇とあるかはわかりません。

でも、今、積立を止めてしまったら、本当にあとで後悔することになる可能性が高いのです。

トニー
トニー
なるほど、目先の下落に振り回されずに、ドーンと構えていることが大事なんですよね。

つみたてNISAを始めようか悩んでいる人にとっては今しかないチャンス

今、ちょうどつみたてNISAをやろうかどうか悩んでいる人もいるかと思います。

今回の相場下落を見て、聞いて、やっぱりやめようかな?とかもうちょっと状況が落ち着いてから始めようかな、と感じている人もいるかもしれません。

そのような方は大きなチャンスを逃してしまうかもしれません。

実はこのような時こそが真剣につみたてNISAを始めるチャンスなのですから。

つみたてNISAは毎年40万円が投資上限枠ですので、月々の積立額は3万3000円ほどです。

3万3000円ですが、これを20年間年利4%で運用した場合、20年後に受け取れる金額はいくらだと思いますか。

1200万円です。

年金2000万円不足問題の2000万円には届きませんが、老後資金の大きな安心材料となることは間違えありませんよね。

トニー
トニー
月々3万ちょっと積み立てて老後に1200万円も受け取れるってすごくないですか。


つみたてNISAでどのファンドを積み立てたらよいのか

つみたてNISAを始めるといってもつみたてNISAで選べるファンドは150本前後。

これから始めるという人にとっては、ここからファンドを選択するのもなかなか大変な作業だと思います。

そこは以下の記事で、ファンド選択の基準と、つみたてNISAで大人気の、安心して選べるファンドを選択して紹介していますので、こちらをご覧ください。

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  4. 米国株式:楽天・全米株式インデックスファンド
  5. 日本株式:ひふみプラス

この中から選んでおけば、まず間違いないでしょう。

積立の最大限の効果を得るために重要なのは「早く始めて長時間続けること」。

今こそ、真剣につみたてNISAを検討してみてはいかがでしょうか。


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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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