【外国語・留学】中国留学で英語も上達する方法【裏技】

海外在住15年以上、英語はTOEIC925点、中国語は旧HSK６級で広東語も日常会話程度に話せる、自称マルチリンガルのトニー（@enjoyhklife）です。

語学の学習に時間をさける留学中だからこそ、二つの言語を勉強しよう！

これからの時代、英語も中国語も両方とも非常に重要度が高い言語になることは間違いありません。

日本のメディアでは中国のネガティブな面を強調して報道されているので、中国に対しては、中には好きな人もいるでしょうが、嫌いな人も少なくないと思います。

しかし、好むと好まざるとに関わらず、地球上には12億とも13億とも言われている中国人がいて、しかも経済規模(GDP)で世界第２位を占めている中国。

その中国の言語である中国語ができる、ということはビジネスでも大きなメリットになることは間違いありません。

しかも、中国語もできて英語もできるということであれば、国際ビジネスにおいても、かなり大きなアドバンテージとなるのです。

と思われるかもしれませんが、留学という語学の勉強にどっぷりつかれる環境であれば、ぜひ、2つの言語の習得に挑戦してもらいたいと思います。

一生に中で、思いっきり言語の学習に時間を費やせるのが留学なのですからね。

トリリンガルは中国留学で達成できる！

じゃあ、どうやって二つの言語、英語と中国語を勉強するのか。

実は、中国への語学留学でトリリンガルを達成できるのです！

そう言いたい気持ちもよくわかります。

しかし、実際中国に語学留学すると分かりますが、中国の大学では留学生がたくさんいます。

しかも、語学留学するとだいたい大学の寮に他の留学生と住んだりするので、中国にいながらにして、英語を母語とする学生と知り合う機会はすごく多いんですね。

クラスメート、もしくは同じ寮に住むことになった他の国からの留学生と友達になれば、英語を話す機会は格段に増えます。

もちろん、彼らは中国語を勉強しに来たので、彼ら留学生から英語を一から教えてもらう、というのは難しいでしょう。

しかし、基本的な英語力を持った上で中国に留学するのであれば、彼らと友達になることで格段に英語のスピーキング力とリスニング力をつけることができるのです。

私自身の体験からも、外国人の留学生と仲良くなることで英語力に自信がついた

私も実際、北京に語学留学をしていた時は、ルームメートは韓国人、クラスメートで仲良くしていた人にアメリカから来ていた中国系アメリカ人が数人いました。

授業が終わった後はよく彼らと一緒にご飯を食べたり、北京市内を観光しに行ったりしていました。

流石に韓国語まで勉強することはしませんでしたが、中国系アメリカ人の友人と遊んだりすることで、かなりスピーキング力とリスニング力がつきました。

それに中国に中国語を勉強しに来ている外国人であれば、外国語学習の大変さはよくわかっています。

ですから、アメリカやイギリスにいる現地のネイティブよりは、私たちのたどたどしい英語もある程度、辛抱強く聞いてくれます。

そうやって、学校にいる時はしっかり中国語を勉強して、学校が終われば、外国人の友人と絡んでいくと自然に英語と中国語の両方の力をつけることができるんですね。

海外に語学留学する際に気を付けなればいけないこと

そのように思わず英語も勉強できてしまう中国留学ですが、注意点が一点あります。

それは日本人の留学生とからみすぎない、ということです。

これは中国に限らず、アメリカやイギリスに英語を勉強しに留学する時も同じ。

中国の大学にも少なからずあなたと同じ日本人の留学生がいます。

その人たちといつも一緒にいると、せっかく中国に来たのに、中国語は学校だけ、あとは全部日本語、となってしまいます。

私は中国にもアメリカにも留学経験がありますから、現地の日本人と絡みたい気持ちはよく分かります。

だから全く日本人とは絡んではいけない、と言うのも難しいですし、私はそうする必要もないと思います。

海外で出会う日本人は、自分とはまったく違う経験を持っていたり、興味深い人も多いからです。

実際、たまに日本人の留学生と一緒に食事したりすることで、外国生活でのストレス発散にもなりますからね。

ですから、授業以外の時間を一緒に過ごす人を、日本人、中国人、それ以外の外国人と、あまり一つのグループに集中しないようにちょっとだけ意識して付き合っていった方がようと思います。

せっかくの貴重な留学生活なのですから、現地での時間を大切に、できるだけ多くの人と触れ合っていくことが、言語力だけではなく、自分の視野を大きく広げることができるのです。