海外在住15年以上、英語はTOEIC925点、中国語は旧HSK6級で広東語も日常会話程度に話せる、自称マルチリンガルのトニー(@enjoyhklife)です。
と悩んでいるママは多いと思います。
私は子供を香港の学校に通わせているのですが、香港では幼稚園から英語の授業があります。
そのため、小学校に入るころにはすでに結構なレベルの授業となっているんですね。
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子供の英語教育は日本でも香港でも非常に大きな関心
香港も日本に負けず劣らず子供の教育には力の入った場所となっています。
子供が幼稚園に入れば、幼稚園のママ友の間でライングルむならぬ、WhatsAppグループがいくつも立ち上がり、子供の教育に関して日々活発な議論が交わされています。
そのため、我が家も元々は子供を幼稚園や小学校低学年くらいは悠々と過ごさせてあげたかったのですが、いくつもの習い事を掛け持ちするようになってしまっています。
周りの子供たちが、
とか、フェイスブックで
みたいな写真や動画を上げられると、焦らずにはいられなくなってしまうんですね。
で、結局、我が子の場合、幼稚園の娘には以下の習い事に通わせています。
- 英語 (週に1回ネイティブの先生に来てもらっていた)
- お絵かき
- ダンス
- 水泳
小学校の息子となると、
- 英語 (週に1回ネイティブの先生に来てもらっていた)
- 算数
- ピアノ・ギター
- 水泳
幸い、子供もほとんどの習い事を楽しんでいるようなので良かったのですが。
英語ができるかできないかは子供の将来にも大きく影響
原罪、グローバル化の波はとどまることを知らず、英語は今や国際語との地位を占めています。
別記事でTOEICの記事も書いていますが、英語力があるかないかは、将来、子供の就職や昇進にも大きく影響してくるんですね。
https://enjoyhklife.com/%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%b5%e3%83%97%e3%83%aatoeic%e5%af%be%e7%ad%96%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%82%b9/
私も、自分自身の経験から、大人になってから英語学習で苦労するよりも、子供に早くから英語を勉強させたい、という強い思いがありました。
私が本格的に英語を勉強し始めたのは高校の後半。
大学で交換留学、卒業後に大学院留学をするため、英語には時間をかけてしっかりを勉強する必要がありました。
と、何度思ったかわかりません。
ですから、早期に子供に英語を勉強させることには賛成です。
日本の小学校の英語教育
日本では、学習指導要領の改定により、2020年度から小学校3年生から英語の授業が始まります。
現在は小学校5・6年生を対象に週に1時間位援護の授業が設けられているような感じですね。
ただ、私もこれまで経験してきたことですが、日本の英語教育の最大の問題点は、いつから英語教育を始めるかというタイミング的なものもありますが、英語を教える先生が英語ができない、ということだと思います。
単語や文法を教えることはできる。
でも、英会話ができないために、援護の授業が理科や算数などと同じように、学問として学ぶこととなり、コミュニケーションのツールとしての英語ではなくなってしまうんですね。
そして、この問題に追い打ちをかけるように厳しいのは英語の授業を出ると全く英語に触れる機会がない、ということです。
香港の小学校の英語教育
香港では、幼稚園や小学校によって教育言語が結構違っています。
中には中国語の授業以外はすべて英語で行う、という小学校もあります。(インターナショナルスクールではありません)
その学校の場合は、学校の校舎に入ると、香港人同士でも英語で話さなければならず、校内放送なども英語となります。
そこまで徹底していない学校でも、小学校低学年でも毎日英語の授業があります。
香港の小学校(1年生)の時間割
香港の小学生(1年生)の英語の小テスト
これは、香港の小学校1年生の英語の小テストの内容です。
しかもインターナショナルスクールではありません。ローカルの学校です。
小学校1年生がやる問題にしては結構レベル高いですよね。。。
早くから子供の英語学習に力を入れることで日本語での理解力に影響?
一方で、このような考え方を持っている人もいると思います。
しかし、自分の実体験や香港で実際にバイリンガル・マルチリンガルの友達や知り合い、子供と接して感じることは、別に影響っていうほどものはないんじゃないか、ってことです。
子供が香港の学校に行ってますが、香港の学校は普通に幼稚園から広東語、中国語(普通話)、英語で授業をしています。
小学校に入ると、それにもう1言語(フランス語やスペイン語、日本語など)が加わるところもあるので、3ー4ヶ国語は確実にできるようになります。— トニー@海外リーマン (@enjoyhklife) February 6, 2019
子供の言語の習得状況、自分の身の回りの状況
香港で住んでいると、様々なバックグランドをもった人と出会えます。
- 香港で日本人学校に行っていた人
- 香港でインターナショナルスクールに行っていた人
- 香港にローカルの学校に行っていた人
- 大学で欧米の大学に留学した人
私自身も、色々な環境で育って来た友人、知り合いがいますが、皆、日本語の理解力が劣っているとか思ったことはありません。
親の一方が外国人だったとしても、日本人の親が子供に一定の日本語教育をしようと努力していれば、日本語理解力はさほど問題ない程度になっているようです。
英語学習は子供の時から早めに始めた方が圧倒的にお得
英語は子供の時からコミュニケーションツールとして子供になじませていった方が絶対にお得です。
など、色々な悩みはあるかもしれませんが、英語は早くから始めたもん勝ちです。
子供用の教材を買って、皆さんも子供と一緒に勉強してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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