海外生活

【新型コロナ】休校措置が続く香港の子供の過ごし方

新型コロナウイルス対策で香港の幼稚園から高校まで休校状態が続いています。

香港の学校はもともと1月下旬の旧正月から旧正月休みでしたが、旧正月明けの1月末にはどんどん状況が悪化。

最近までは4月19日まで休校、と3カ月間も休校状態が続いていましたが、3月21日の政府発表で休校措置は無期限延期となってしまいました。

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今回は1月末から続く、休校措置の中で香港のローカル学校に通う我が家の子供がどのように過ごしているかをまとめてみたいと思います。

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休校措置が続く香港の学校ではネット上で授業と課題提出

現在、我が家では、私は毎日会社に出ていますが、妻は隔日で出勤、二人が出勤しているときは、住み込みのヘルパーが家で子供を見てくれている状況です。

休校措置が長期化することを踏まえて、私の子供が通う小学校では、ネット上で課題を掲載し、動画などを見ながら課題を仕上げて、ネット上で提出するという状況となっています。

正直これ、親の方が大変です。。。

我が家の子はまだ小学校低学年ですので、ネットで課題を確認して、どの課題をいつまでやるのかを確認して、ネット上で正しい形式で提出するというのを自分一人で全てはできません。

ある程度はできますが、やはり私たち親が確認をしたりしなければいけないため、どうしても親の手間が多くなってしまうのですよね。

正直、子供が学校に通ってくれていた時の方がよっぽど楽でした。

しかも、学校に行かなくてよいため、朝起きるのが遅くなり、その分夜寝るのも遅くなるため、早く寝てもらいたい私としても遅くまで子供に付き合わなければならず疲れます。苦笑

今回の新型コロナの拡大により、家族で一緒にいる時間はたくさんあるため、その点はよいとは思うのですが、昨年後半はデモで、現在は新型コロナで休校措置が続く今年度(9月~7月)は学生にとっても親にとっても大変な1年となってしまいました。

新型コロナ下の香港の小学校はMicrosoft Teamsを使ってネット授業と課題提出

2月時点では、新型コロナによる休校措置がいつまで続くのかわからなかったため、学校としても通常の学校のイントラネット(※)を使って掲示板に課題提出することになっていました。

イントラネットとは、企業や学校など組織内でのみ利用できるプライベートなネットワークです。

ただ、現在はMicrosoft Teamsを使って、1日1時間弱のネット上での授業と課題の掲示・提出となっています。

Microsoft Teamsには以下のようにログインします。

ログインして中に入ると、以下のように、左側にそれぞれの科目が表示されていて、右側に課題が列挙されます。

課題例①

課題の一つを開くと以下のようになっています。

この課題は英語ですが、課題がワードやPDFなどで添付されていて、ファイルを印刷して解答した上で、写メなどで電子ファイルにして、ファイルを添付して提出する、という流れとなります。

一例ですが、ワードやPDFを開くと以下のようなファイルが添付されているので、これを印刷して子供に解答させています。

課題②

また、中には映像を見たうえで、課題を解くものもあります。

学校が独自に作成した映像や、YouTubeなどの既存の映像を見て、それについての質問に答えるものです。

独自の映像を作っている先生方も大変なんでしょうね。。。

Microsoft Teams上で、課題の画面を開き、ネット上でのアンケートに答えるような形で課題を解いて、最後に提出ボタンを押すと答えが送信される、という形式になっているものもあります。

香港の小学校の授業はMicrosoft Teamsを使ってネット上で

最近は香港でも、仕事でZOOMなどを利用したネット会議がよく行われています。

我が家の子供の学校では1日1時間弱ほどの時間ですが、Microsoft Teamsを介してネット上での授業を行っています。

曜日によって科目が決められていて、その科目の担当の先生が教えています。

ただこれ、小学校低学年の子供は集中力が持ちませんね。苦笑

ネット上で行っているので、先生が直接子供の態度をよく見て注意ができるわけではありませんし、私たち親も直接見ていられるわけでもありませんので。

我が家は、妻が家にいる場合は妻が、二人とも出勤している場合はヘルパーが見ていますが、学校にいるときとは緊張感も違うので、集中できてないことが多いです。

 

このような形で、学校から課題が週ごとに掲示されて、それを親と子供と一緒になって、ひいひい言いながらやっているのが現状です。

新型コロナ状況下での子供の週末の過ごし方

このような状況ですので、平日は子供はずっと家にいます。

時々、ヘルパーが子供を公園に連れて行ったりもしていますが、ヘルパーだけに任せるのも心配がありますので、極力子供には家にいさせています。

ですから、子供としてもストレスは溜まっているのではないかと思います。

ですので週末くらいは、ということで、土日には子供を連れて外に出ています。

海に近い風通しの良いところで遊ばせたりとか、公園にも連れていきますがマスクをしたまま遊ばせています。

公園に行ったことでのスラスター感染とは香港ではまだ聞いたことはありませんが、ほとんどの子は公園でもマスクをつけたまま遊んでいますね。

マスクを着けていないのは一部の欧米人とその子供といった具合です。

ただ、直近の欧米での感染拡大を踏まえて、香港在住の欧米人でもマスクをしている人は少なからずいます。

まとめ

新型コロナ拡大に警戒する中での、香港のローカル学校に通う小学生の日常でしたが、学校再開の見通しが立たないのが心配ではあります。

今年度は9月の学校開始後に香港デモ活動の活発化、11月末の区議会議員選挙の民主派の勝利で過激なデモ活動もひと段落したと思ったら、今回の新型コロナウイルスの拡大。

香港のこの1年は大変な状況となっています。

外出が控えられることから家族と一緒の時間が増えたことは一面ではよかったのかもしれませんが、この状況がいつまで続くのかわからないのも辛いですね。

一日も早く、新型コロナの状況が改善し、日常が戻ってきてもらいたいものです。

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