今や外資系企業やグローバル企業で就職を勝ち取るためには、その企業のインターンに参加するのが一番近道ともいわれています。
そもそも、インターンシップ(通称インターン)は、学生が一定期間企業で働くことができる「職業体験」なのですが、今や多くの外資系企業やグローバル企業がインターン経験者の中から採用者を選考したり、インターン経験者を採用時に優遇したりということが頻繁に行われています。
まさにインターンを制する者は外資系・グローバル企業での就職を制する、なのです。
そのため、外資系やグローバル企業での就職を希望する場合は、大学入学時点からインターンに備えた準備を始めることで他の人から大きくリードすることができます。
まさに、就職戦線は大学入学時から始まっていると言っても過言ではないのです。
Contents
外資系・グローバル企業で働くためのインターンシップとは
近年、インターンシップの重要性は増すばかりです。
HR総研のデータでは、2020年卒の学生を対象に行った調査で、実に半数以上の学生がインターン先から内定を取得しています。
この傾向は外資系やグローバル企業においては特に強い傾向があります。
外資系企業の中には、インターン参加者のみが採用対象になったりするケースや、インターンに参加した時点で採用の対象になったりするケースも見られます。
外資系企業の場合は特に、インターンに参加して企業を知り仕事を体験してみよう、という軽い気持ちではなく、真剣に採用を勝ち取る気持ちで臨んでいくことが重要となってきます。
インターンシップ・採用で外資系・グローバル企業が求める人材とは
しかし、インターンにしても実際の採用にしても、外資系企業やグローバル企業から内定をもらうことは簡単ではありません。
実際、外資系企業やグローバル企業どのような人材を求めているのでしょうか。
その要件としてはいろいろあるかと思いますが、主に以下の4点にまとめられるかと思います。
- コミュニケーション能力のある人、チームワークができる人
- 自分の意見を言える、自己主張ができる人
- 自分で仕事を探してきて、進めることができる人
- 英語など語学力のある人
ここでは、上記一つ一つのポイントについて、大学生活の中でどのようにこれを鍛えることができるかを見ていきたいと思います。
①コミュニケーション能力のある人、チームワークができる人
企業が学生に求める能力で圧倒的に大事になってくるのがコミュニケーション能力です。
これは外資系企業やグローバル企業に限ったことではありません。すべての企業が重視するポイントともいえます。
しかし、コミュニケーション能力とは具体的にはどのような能力を言うのでしょうか。
①相手のニーズを正しく理解できる人
仕事では、自社の商品を売り込んだり、自分の要求を通すために、顧客や取引先、ビジネスパートナーなどとやり取りをする場面が多くあります。
その時に、相手の立場や状況、ニーズをしっかり理解した上で、自分の商品を売り込んだり、要求を伝えることは簡単ではありません。
②チームワークができる人
多くの仕事は自分一人ではできません。
上司や同僚、さらにはビジネスパートナーなど、さまざまな人と協力し合いながら仕事を進めていく場面はいくらでもあります。
その時に、しっかりチームワークを大事にしながらも、目標に向かって仕事ができるかどうかは大事なポイントです。
これらの能力は、実は学生時代のアルバイトや、クラブ・サークル活動でも培うことができます。
また、大学で寮生活をしている人も、まったく育った環境が違う人と共同生活をする中で、コミュニケーション能力を培うこともできるのですね。
大事なことは、アルバイトやサークル、寮生活を漫然としてするのではなくて、自分自身を成長させる大事なトレーニングとしてとらえていくことなのですね。
②自分の意見を言える、自己主張ができる人
コミュニケーション能力とともに特に外資系企業やグローバル企業で大事にな力となっているのが、しっかりと自己主張ができることです。
日本人はこれが非常に苦手で、遠慮して自分の意見や要求が言えなかったりするケースが多いのです。
しかし、これは外資系企業やグローバル企業で働く上では、会社に貢献していないとみなされたり、受け身だととらえられてしまうため、学生時代から自己主張ができるようなトレーニングをして行く必要があります。
自己主張できるようになるための方法としては、コミュニケーション能力でもお話ししたアルバイトやサークル、寮生活で何らかの責任を持ったり、リーダーシップをとったりすることでも鍛えられると思います。
さらに、可能であれば、短期もしくは半年から1年間など長期で海外留学をすると、日本とは違った環境で、自己の意見や感じたことを表現する場面が多くなりますから、英語や外国語力をつけることともに、自己主張ができるようになるための良いトレーニングとなります。
③自分で仕事を探してきて、進めることができる人
外資系・グローバル企業でも入社後トレーニングがあるところも多いですが、これらの企業はただ黙って上司から仕事や指示があるのを待っているだけの人は必要としていません。
よく、外資系などの面接で聞かれることですが、「あなたは私たちの会社でなにができるのですか?」「なぜ、私たちはあなたを雇わなければいけないのですか?」。
これらの質問にしっかりと答えられることが大事なのです。
「私は大学時代に、○○サークルでイベントの責任者をしました。自分で企画・マーケティングをする中で、多くのメンバーをまとめ、試行錯誤もありましたが、参加者から喜んでもらえるイベントを開催することができました。」
これはほんの一例ですが、このように、自分で自分が担当している部署でできる仕事を自ら創り出し、それを進めていくことができる力が大事になってくるのですね。
このような力を培っていくためには、やはりバイトやサークルなどでただ支持される立場ではなく、責任ある立場になり、自ら仕事をリードしていく経験はとても大切なものになります。
④英語など語学力のある人
外資系やグローバル企業で働くためにはやはり語学は必要です。
しかし、大事なのは英語や外国語はあくまでも「手段」であるということです。
ただ、英語ができる、中国語ができる、というだけで外資系やグローバル企業で採用されることはありません。
論理的な思考ができる、コミュニケーション能力があるということが大前提になるのです。
とはいえ、語学の習得には集中して勉強する時間を作らなければいけないのも事実。
そのため、大学に入ってからなるべく早い時期にまずは英語の学習を始めておけば、絶対に後悔することはありません。
インターンや就職活動で語学力を評価するのはなんと言ってもTOEICの点数です。
英語の能力やTOEICの点数はインターンの直前にやったからといって上がるものではありません。
早め早めに準備を進めておくことで、インターンの申し込みや就活段階ではしっかりと業界・企業研究やエントリーシートの作成などに集中することができるのです。
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まとめ
以上、外資系やグローバル企業が求めている人材とは、そしてその力をつけていくためにどうしたら良いかをお話してきました。
ポイントを4つ挙げましたが、そのすべてに共通しているものがあると思います。
それは「主体性」なんですね。
外資系・グローバル企業に関わらず、仕事をする上では、何事にも受け身になって指示されるのを待つのではなく、たとえ自分が下っ端で何の決定権を持っていないとしても、「もし自分が責任者だったらどうする?」という視点を常に持っておくことはとても大事です。
その視点を持つことで、自分の仕事に対する姿勢が全然違ってきます。
また、その姿勢があれば、他の多くの人を一歩も二歩もリードして、キャリアアップを図っていくことができるでしょう。
是非、ここでお話ししたことを心にとめながら、有意義な大学生活、そしてインターンや就職活動で勝利を勝ち取ることができるよう、応援しています!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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