語学

【中国語学習】中国語は地方によって全然違う?じゃあ、どこで学べばいいの?

海外在住15年以上、英語はTOEIC925点、中国語は旧HSK6級で広東語も日常会話程度に話せる、自称マルチリンガルのトニー(@enjoyhklife)です。

英語の次に勉強した方が良い中国語ですが、中国は大きい。

海外リーマン
海外リーマン
中国は日本の何倍の面積があるか知っていますか。
鬼嫁
鬼嫁
よく知らないけど、結構大きいんでしょ?
海外リーマン
海外リーマン
なんと、26倍なんですね!
ちなみにアメリカも中国とほぼ同じ日本の25.5倍の面積を有しています。

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中国語でも「方言」は、違う言語といえるくらい違う

日本でも関西弁などがあるのと同様、中国にも様々な方言があります。

そして、その方言は「全く違う言語じゃないのか?!」と思うぐらいぜんぜん違うんですね。

私たち日本人が一般的に言う「中国語」は中国では「普通話」と言われいて、学校教育はこの「普通話」で行われるので、中国のどこに住んでいても基本的に、皆さん「普通話」はできます。

ただ、一国二制度で1997年に中国に返還された香港、1999年に変換されたマカオなどは、学校教育の基本は広東語でおこなわれており、「普通話」があまりできない人も少なくない。

この方言が実際にどれくらい違うのかということですが、これくらい違います。

普通話 上海語 広東語
こんにちは 你好(ニーハオ) 侬好(ノンホウ) 你好(ネイホウ)
ありがとう 谢谢(シェシェ) 谢谢(シャージャー) 多謝(ドーゼ―)
日本人 リーベンレン セッパンニン ヤップンヤン
一、二、三 イー、アー、サン ヤッ、イー、サム

とにかく違うわけです。

単純な発音だけが違うならまだよいのですが、実際には単語や表現方法なども結構違っているのが厄介なところです。

ただ、新聞やTVニュースなどの字幕などの表記を見ると全て同じなんですね。

方言はあくまでも話し言葉、という位置づけで書き言葉は統一されています。

台湾や香港、マカオなどは中国語でも難しい漢字(繁体字)を使っているので、中国本土の文字(簡体字)とは異なるのも注意点です。

では、中国語を学ぶとしたらどこで学べばよいのか

ですから、中国語を学ぶために短期留学や長期留学する際は、どこで学ぶのか、ということが非常に大事になってきます。

一般的に言われているのが、中国語のきれいな発音を学びたい時は北京や中国の東北地方(大連、瀋陽、ハルビンなど)で学んだほうがいい、ということです。

私自身は、北京で短期語学留学をした経験がありますので、やはり北京がいいのではないかなぁと思います。

北京は、中国の首都で巣からその息吹を感じれることは貴重だと思いますし、故宮や万里の長城はじめ様々な歴史的建造物があり、そういった歴史を感じながら中国語を勉強できるというのは、モチベーションの維持のためにも良いと思います。

ただ、北京の普通話は「巻き舌」が他の地域と比較しても突出して多用されており、最初はこの巻き舌に悩まされるかと思います。

巻き舌とは中国語でzhやsh、rの発音の時舌を上にあげまくようにした状態で発音するもので、日本語にはない中国語特有の発音です。

実際、この巻き舌は、南の方に来て、台湾や上海より南の南方エリアに来るとほとんど舌を巻かなくなります。

そのため普通に聞くとzhやsh、rの区別がほとんどない場合があります。

実際には中国語の先生はすべてが北京の出身というわけではなく、実際に私の中国語の背院生は山東省出身でした。

また、北京には中国中から人が集まっているわけですから、北京にいる人の全てが巻き舌がすごいかというとそうでもないわけです。

中国で語学留学をする際に考えるべき点3つ

ですからどこで留学したからよくて、どこで留学したから間違っている、というようなことはないと思います。

これまで述べてきたような点を踏まえつつ、留学場所を決めればよいのではないでしょうか。

そのための場所を決める要素として考えるべき点は次の3つではないかと思います。

  1. 都会で勉強したいのか日本人留学生があまりいないような田舎で勉強したいのか。
  2. 気候が日本と同じような場所が良いのか、日本とは違って寒い、もしくは温暖な場所がよいのか。
  3. 留学にかかるコスト

1、都会か田舎か

北京や上海、または台湾の台北などは都会ですから生活も非常に便利ですし、活気があります。

中国の最先端を感じながら中国語を勉強できるのは刺激的でしょう。

しかし、都会の大学などは日本人や他の国の留学生にも人気ですから、留学先で中国人と交流せず、日本人と固まってしまわないようにする工夫も大事になってきます。

一定の交流は良いと思いますが、「中国に来たのにいつも一緒にいるのは日本人」ではせっかくの留学がもったいないです。

ただ、田舎の大学の場合は、留学生の対応に慣れていなかったり、場合によっては日本に対して歴史認識などで厳しい感覚を持っている人がいたりもしますので、その点も考慮が必要です。

2、どのような気候の場所で勉強したいか

中国は大きいです。

夏は、内陸(例:武漢)の場合は盆地などで蒸し風呂のように扱ったりしますが、冬は東北地方(例:ハルビン)の場合は、-20度以下になるような場所もあります。

気候も勉強もモチベーションや体調に影響がある場合もありますので、この点もよく現地の状況を考えて選んだほうが良いですね。

3、留学にかかるコスト

経済的なものも、金銭的に制約がある場合は重要なポイントですね。

中国留学は、英語でのアメリカやイギリスと比較しても格段に安いですが、これも生活する都市によって生活費は変わってきます。

授業料は、半年だと10万~34万円、1年だと22万円~65万円と言われています。

また、留学生用宿舎も1泊800~1900円(1人部屋もしくは2人部屋)、生活費も3万~6万円と開きがあります。

(参照:毎日留学ナビ)

これらのコストも考えつつ、場所や大学を選ぶことが大事ですね。

是非、皆さんの中国留学が素晴らしいものとなるように応援しています!

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男性
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