今は期待と不安を抱えながら新しい生活をスタートされているのではないかと思います。
これからの生活では、楽しいことばかりではなく、大変なこともあると思います。
そんな時に私が励まされた、スティーブジョブズの言葉を紹介したいと思います。
Contents
スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)とは
1.日本でも多くの人に使われている「iPhone」をリリース
スティーブ・ジョブズは、アップルの共同創業者の一人で、1976年にスティーブ・ウォズニアックとともに、コンピューター「Apple I」、「Apple II」を開発。
1980年の株式公開時には2億米ドルの巨額の資金を手にし、25歳でフォーブスの長者番付、27歳でタイムの表紙を飾りました。
1984年には、当時のあらゆるパソコンを凌駕するインターフェイスを持った「Macintosh」を発売。
その後、社内での対立から1985年にアップルを追われるものの、変遷を経て1997年にアップルに復帰。
2007年には、日本でも多くの人が使っている「iPhone」を発表しました。
(参照・引用)Wikipedia
2.病との闘い
2003年に膵臓癌と診断され、家族や周囲から手術を勧められるも、東洋文化を尊重していたジョブズは東洋医学の治療で対処しようと手術をかたくなに拒否。
そのため、がんが大きくなってしまい、最終的には摘出手術を受けて、職場復帰。
しかし、2008年に第2世代iPhoneを発表した時には、肝臓へのがんの移転が判明していた。
2009年3月には肝臓の移植手術を受け、体調が回復するも、2010年末から再び体調悪化、2011年にはがんが再発し、2011年10月5日に息を引き取ります。
(参照・引用)Wikipedia
スタンフォード大学で行った伝説のスピーチ(2005年)
がんの摘出手術を行って復帰したジョブズは、2005年6月12日にスタンフォード大学の卒業式に招かれスピーチをします。
このスピーチの内容が感動的で、伝説のスピーチとして今でも語り継がれているのです。
ジョブズは自分の人生経験を踏まえて、この卒業式で3つのことを話します。
1.点と点を繋げる
将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。運命、カルマ…、何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのです。私はこのやり方で後悔したことはありません。むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。
ースティーブ・ジョブズ
2.愛と敗北
アップルを追われなかったら、今の私は無かったでしょう。非常に苦い薬でしたが、私にはそういうつらい経験が必要だったのでしょう。最悪のできごとに見舞われても、信念を失わないこと。自分の仕事を愛してやまなかったからこそ、前進し続けられたのです。皆さんも大好きなことを見つけてください。仕事でも恋愛でも同じです。仕事は人生の一大事です。やりがいを感じることができるただ一つの方法は、すばらしい仕事だと心底思えることをやることです。そして偉大なことをやり抜くただ一つの道は、仕事を愛することでしょう。好きなことがまだ見つからないなら、探し続けてください。決して立ち止まってはいけない。本当にやりたいことが見つかった時には、不思議と自分でもすぐに分かるはずです。すばらしい恋愛と同じように、時間がたつごとによくなっていくものです。だから、探し続けてください。絶対に、立ち尽くしてはいけません。
ースティーブ・ジョブズ
3.死について
私は17歳のときに「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」という言葉にどこかで出合ったのです。それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と。「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。
ースティーブ・ジョブズ
あなた方の時間は限られています。だから、本意でない人生を生きて時間を無駄にしないでください。ドグマにとらわれてはいけない。それは他人の考えに従って生きることと同じです。他人の考えに溺れるあまり、あなた方の内なる声がかき消されないように。そして何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。あなた方の心や直感は、自分が本当は何をしたいのかもう知っているはず。ほかのことは二の次で構わないのです。
ースティーブ・ジョブズ
引用:日経新聞
このスピーチの内容は英語学習としても素晴らしいものだと思いますので、まだ見たことがない方は、是非見てもらいたいと思います。
Stay hungry, stay foolish
ジョブズは、スピーチの最後に、若いころに出会った「全地球カタログ」の話をします。
その最終版の背表紙の写真の下に書かれていた言葉を紹介します。
それが、「Stay hungry, stay foolish」という言葉だというのです。
この言葉はよく「ハングリーであれ。愚か者であれ。」と訳されています。
「Stay hungry」は、常に貪欲であれ、ともいえるのではないかと思います。
もうこれで十分だ、と思ったらそこで成長は止まってしまうし、道も開けない。
立ち止まることなく、常に前に進むことの大切さを言っているのだと思います。
「Stay foolish」は、自らに生きよ、といえるのではないでしょうか。
周りが何と言おうとも、自分が信じた道を貫き通していく。
愚かともいえるまでに、自分の信念を貫いていくことの重要性が、この言葉に凝縮されているような気がします。
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ジョブズのような英語を生で聞けるようになりたい!
私もそう思いました。
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